吉野家ホールディングス(9861)は、牛丼チェーン”吉野家”などを展開する外食チェーンです。
株主優待は、”優待食事券”です。
企業名 | 株式会社 吉野家ホールディングス |
種類 | 外食業 |
権利確定月 | 2月・8月 |
優待内容 | 優待食事券 |
優待回数 | 年2回 |
配当利回り | 1.17% (2019/01/18 終値) |
100株 | 17万1,500円 (2019/01/18 終値) |
吉野家ホールディングス(9861)とは
吉野家ホールディングス(9861)は、牛丼チェーン“吉野家”などを展開する外食チェーンです。
牛丼といえば、『うまい・やすい・はやい』をコンセプトとした“吉野家”が有名ですね。
吉野家ホールディングスは、吉野家以外にも下記の飲食ブランドを運営しています。
吉野家
…牛丼を主力メニューとする外食チェーンストア
はなまる
…独特のコシと風味のある麺にこだわったうどんチェーン
カヤバール
…石窯で焼き上げる本格ナポリピッツァとワインのイタリアンバール
京樽
…鮨を中心としたフードサービスを提供している企業
ステーキのどん
…手軽に楽しむことのできるステーキレストラン
フォルクス
…おかわり自由サラダバーとスープバーのついたステーキレストラン
どん亭
…しゃぶしゃぶとすき焼きを楽しめる和風レストラン
ドン・イタリアーノ
…パスタやピッツァにこだわったカジュアル・イタリアンレストラン
吉野家の主力製品は、牛丼です。
牛丼で使われている牛肉はタレに最も合うという理由から、北米産牛肉の“ショートプレート”を採用しています。
ショートプレートは赤身と脂身のバランスが良いため、牛丼にふさわしい肉質となっています。
https://twitter.com/yoshinoyagyudon/status/1080652505472749569
吉野家のビジネスモデルの弱点は、薄利多売になっていることです。
牛丼の並盛は380円のため、利益が全然出ません。
牛すき鍋膳(690円)や炙り塩鯖定食(690円)、牛チゲ鍋膳(690円)のような高価格帯のメニューもありますが、大半が500円以下のメニュー構成となっています。
客単価を上げることが、吉野家の長年の経営上の課題ですね。
吉野家の海外展開は、1975年から開始しています。
米国でスタートした後、台湾、香港、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、中国、カンボジア、インドネシアへと拡大させています。
海外は吉野家だけでなく、はなまるうどんも進出しています。
株主優待
吉野家ホールディングス(9861)の株主優待は、年2回もらえる”優待食事券”です。
権利確定日は、”2月末”と”8月末”です。
次の権利付き最終日は、2019年2月25日(月)です。
2019年2月25日(月)の15時までに株を購入すれば、株主優待がもらえます。
特典:優待食事券
2月末、8月末基準
100株以上1,000株未満
優待食事券 3,000円分
1,000株以上2,000株未満
優待食事券 6,000円分
2,000株以上
優待食事券 12,000円分
直近の株価
直近の株価チャートはこちらです。
(直近2年間の株価チャート)
※青色:吉野家ホールディングス、赤色:日経平均
購入金額
1単元の株式を購入するのに、17万1,500円必要です。
株価 1,715円(2019/01/18 終値)
単元株数 100株
事業別の売上高
事業別の売上高はこちらです(2018年2月期)。
・吉野家
…1,000億81百万円(前年同期比3.9%増)
・はなまる
…268億3百万円(前年同期比13.5%増)
・アークミール
…224億16百万円(前年同期比2.3%減)
・京樽
…265億28百万円(前年同期比3.9%増)
・海外
…197億34百万円(前年同期比18.8%増)
・その他
…29億38百万円(前年同期比18.9%減)
吉野家
吉野家ホールディングスの主力事業は、”吉野家”です。
牛丼だけでなく、豚丼やお酒が飲める”吉呑み”も人気ですね。
はなまる
はなまるうでどんは、セルフ式の讃岐うどんチェーン店です。
定期的に季節限定メニューを投入することで、飽きのこない工夫がされています。
アークミール
アークミール事業では、”ステーキのどん”や”フォルクス”、しゃぶしゃぶの”どん亭”、イタリアンの”ドン・イタリアーノ”を運営しています。
京樽
京樽事業では、鮨を中心に事業展開しています。
”京樽”だけでなく、”すし三崎港”、”関山”、”海鮮三崎港”、”すし三崎丸”などのブランドを運営しています。
決算情報
直近の通期決算(2018年2月末)はこちらです。
・売上高
…1,985億3百万円(前年同期比5.2%増)
・営業利益
…40億19百万円(前年同期比115.5%増)
・経常利益
…46億4百万円(前年同期比67.4%増)
・当期利益
…14億91百万円(前年同期比19.5%増)
大株主
従業員の状況
従業員の状況はこちらです(2018年2月末)。
吉野家グループは、全体で4,168名の従業員が在籍しています。
※臨時雇用者数は17,145名
吉野家単体の状況はこちらです(2018年2月末)。
・従業員数 355名
・平均年齢 48.0歳
・平均勤続年数 18.6年
・平均年間給与 698万円
今回のまとめ
今回の記事のポイントはこちらです。
・吉野家は、牛丼を中心に事業展開している外食企業
・株主優待は、”はなまる”や”ステーキのどん”などでも利用できる
・吉野家の最大の弱点は、薄利多売ビジネスになっていること
・海外にも進出しているが、大半は国内
吉野家ホールディングスは、”吉野家”などを展開する外食チェーンです。
牛丼のイメージが強いですが、”はなまる”や”京樽”、”フォルクス”、”どん亭”、”ドン・イタリアーノ”なども運営しています。
薄利多売のビジネスモデルのため、客単価を上げるメニュー開発に力を入れています。
関連資料
吉野家ホールディングス:『有価証券報告書』
吉野家ホールディングス:『公式HP』
吉野家ホールディングス:『決算時説明資料』
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