サンリオ(8136)は、”ハローキティ”や”ぐでたま”、”マイメロディ”などのキャラクターやテーマパークを提供している企業です。
サンリオ(8136)とは
サンリオ(8136)は、”ハローキティ”や”マイメロディ”などのキャラクターライセンスをもち、オリジナルグッズやテーマパークを提供しています。
ハローキティだけでなく、下記のキャラクターも運営しています。
ハローキティ
…ロンドン生まれの女の子キャラクター
マイメロディ
…素直で明るい、弟思いの女の子キャラクター
ポムポムプリン
…こげ茶色のベレー帽がトレードマークのキャラクター
ぐでたま
…ぐでぐでやる気のないキャラクター
シナモロール
…遠い空の雲の上で生まれた、白い子犬のキャラクター
サンリオの経営を支えているのは、オリジナルキャラクターのロイヤルティです。
直近の決算をみると、売上高に対するロイヤリティ比率は36.7%です(2019年3月期)。
欧州や北米地域が苦戦しているので、営業利益率が10%切っています。
サンリオの不振の原因は、欧州と北米が不調だからです。
直近の決算の営業利益はこちらです(2019年3月期)。
一方で、日本とアジアは堅調ですね。
サンリオピューロランドが復活!
サンリオ(8136)は、国内に2つのテーマパークを運営しています。
1つ目は東京都多摩市にある“サンリオピューロランド”で、2つ目は大分県にある“ハーモニーランド”です。
サンリオピューロランドはずっと赤字でしたが、来場者数が増え、黒字になり見事なV字回復を達成しています。
ターゲットを“大人の女子”に変えたことが成功の要因のようです。
企業とのコラボ商品
サンリオは、サンリオキャラクターとゲーム会社や食品会社をコラボさせることで、業績をあげています。
JR西日本と”ハローキティ新幹線”をコラボしたり、森永製菓組んで”森永ビスケット”のコラボパッケージを提供しています。
JR西日本の特急列車「はるか」とサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」がコラボレーションした車両が28日、報道公開されました。#JR西日本 #ハローキティはるか #Kitty pic.twitter.com/t2BHPP6jI1
— 時事通信映像ニュース (@jiji_images) January 29, 2019
事業別の業績
サンリオ(8136)の事業別売上高はこちらです(2019年3月期)。
地域別の売上高
サンリオ(8136)の地域別売上高はこちらです(2019年3月期)。
決算
サンリオ(8136)の決算はこちらです(2019年3月期)。
売上高
…591億円(前年同期比1.8%減)
営業利益
…47億円(前年同期比16.5%減)
経常利益
…58億円(前年同期比3.1%減)
当期純利益
…38億円(前年同期比21.3%減)
従業員の状況
サンリオは、全体で1,297名在籍しています(2019年3月)。
()内は臨時雇用者数です。
サンリオ単体の状況はこちらです(2019年3月)。
労働組合は結成されていません。
記事のまとめ
今回の記事のポイントはこちらです。
・サンリオの売上高の36.7%はロイヤリティ比率(2019年3月期)
・米国と欧州は不調
・アジアは堅調に伸びている
・今後の成長は、日本以外の地域の成長
サンリオは、オリジナルキャラクターのグッズやテーマパークを運営している企業です。
”ハローキティ”だけでなく、”マイメロディ”や”ぐでたま”などの人気キャラクターを有しています。
売上高や利益が下がっているので、ちょっと注意ですね。
現在の売上高の大半は日本国内ですが、今後は海外展開が重要になっていきます。
関連資料
サンリオ(8136):『有価証券報告書』
サンリオ(8136):『公式HP』
サンリオ(8136):『決算時説明資料』
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