イオン(8267)は、国内有数の総合小売グループです。
株主優待は、”株主優待カード”などです。
企業名 | イオン 株式会社 |
種類 | 小売業 |
権利確定月 | 2月・8月 |
優待内容 | 優待カードやキャッシュバック |
優待回数 | 年2回 |
配当利回り | 1.62% (2019/01/11 終値) |
100株 | 21万50円 (2019/01/11 終値) |
イオン(8267)とは
イオン(8267)は、国内有数の総合小売グループです。
小売から金融まで様々な事業を展開しており、グループは上場企業を含む300社を超えています。
グループ企業は、”マルナカ”や”ジーフット”、”ミニストップ”など『イオン』の名前がついていない企業も多いですね。
イオン
…国内有数の総合小売りグループ
ミニストップ
…イオングループのコンビニエンスストア
マックスバリュ
…東海地区を地盤とした食品スーパー
ダイエー
…業績不振により2015年にイオングループ傘下に入った総合スーパー
マルエツ
…関東地方に展開している食品スーパー
ウエルシア薬局
…日本全国に展開する総合ドラッグストアチェーン
ツヴァイ
…イオングループの結婚相談所
ジーフット
…ASBeeやNUTSTGEPなどの靴販売店を運営する企業
オリジン東秀
…総菜や弁当を提供する”オリジン弁当”を提供する企業
イオンの前身は、1758年に三重県四日市で創業された”岡田屋”です。
1969年、岡田屋と兵庫県の”フタギ”、大阪の”シロ”の3社が合併して”ジャスコ”が設立されました。
そして1989年、”ジャスコグループ”から”イオングループ”へ名称が変更され、現在の形になりました。
イオンの小売業を支えているのは、プライベートブランドの”TOPVALU(トップバリュ)”です。
トップバリュは、食品やファッションだけでなく、家電や自転車、アウトドア、インテリアなど多岐にわたります。
さらにコンセプトによって、トップバリュは4つに分かれています。
トップバリュ
…低価格と品質を両立させたPBブランド
トップバリュ セレクト
…素材や産地、製法、機能などの最上質を追求したPBブランド
トップバリュ ベストプライス
…低価格ブランド
トップバリュ グリーンアイ
…自然環境や安全性に配慮したブランド
株主優待
イオン(8267)の株主優待は、イオンオーナーズカードのキャッシュバックなどです。
権利確定日は、”2月末”と”8月末”です。
次の権利付き最終日は、2019年2月25日(月)です。
2019年2月25日(月)の15時までに株を購入すれば、株主優待がもらえます。
特典:キャッシュバック
2月末、8月末基準
半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じたキャッシュバック
100株以上500株未満
キャッシュバック 3%
500株以上1,000株未満
キャッシュバック 4%
1,000株以上3,000株未満
キャッシュバック 5%
3,000株以上
キャッシュバック 7%
特典:長期保有特典
2月末基準
3年以上継続して保有すると、イオンギフトカードがもらえます。
1,000株以上2,000株未満
イオンギフトカード 2,000円
2,000株以上3,000株未満
イオンギフトカード 4,000円
3,000株以上5,000株未満
イオンギフトカード 6,000円
5,000株以上
イオンギフトカード 10,000円
直近の株価
直近の株価チャートはこちらです。
(直近2年間の株価チャート)
※青色:イオン、赤色:日経平均
購入金額
1単元の株式を購入するのに、21万50円必要です。
株価 2,100.5円(2019/01/11 終値)
単元株数 100株
事業別の売上高
事業別の売上高はこちらです(2018年2月期)。
・GMS事業
…3兆842億78百万円(前年同期比0.6%増)
・SM事業
…3兆2,409億78百万円(前年同期比0.7%増)
・ドラッグファーマシー
…6,963億92百万円(前年同期比11.7%増)
・総合金融事業
…4,080億92百万円(前年同期比9.7%増)
・ディベロッパー事業
…3,356億64百万円(前年同期比6.2%増)
・サービス 専門店事業
…7,742億37百万円(前年同期比1.1%増)
・国際事業
…4,188億84百万円(前年同期比5.1%増)
・その他事業
108億13百万円(前年同期比52.0%増)
※グラフには調整額が考慮されていません
GMS事業
GMS(総合スーパー)事業では、”イオン”や”イオンスーパーセンター”を展開しています。
イオングループは、日本全国に500店舗近くを運営しています。
下記の店舗を運営しています。
・イオン
・イオンスーパーセンター
SM事業
SM(スーパーマーケット)事業では、スーパーマーケットやディスカウントストア、小型店、コンビニエンスストアを展開しています。
下記のような店舗を運営しています。
・マックスバリュ
・ダイエー
・マルエツ
・カスミ
・ザ ビッグ
・ミニストップ
・まいばすけっと
ドラッグ・ファーマシー事業
ドラッグ・ファーマシー事業では、医薬品や健康食品、日用品をそろえるドラッグストアなどを展開しています。
下記の様な店舗を運営しています。
・ウエルシア
・HAC
・クスリのアオキ
総合金融事業
総合金融事業では、クレジットカードや銀行、電子マネーなどを展開しています。
・イオン銀行
・イオンクレジットサービス
・イオンフィナンシャルサービス
ディベロッパー事業
ディベロッパー事業では、ショッピングや飲食だけでなく、シネマ、アミューズメント施設などを運営しています。
・イオンモール
・イオンタウン
サービス・専門店事業
サービス・専門店事業では、多彩なジャンルの専門店を展開しています。
・イオンファンタジー
・ジーフット
・ツヴァイ
・イオンディライト
国際事業
中国やアセアンで、総合スーパーや食品スーパー、ディスカウントストアを展開しています。
地域別の売上高
地域別の売上高はこちらです(2018年2月期)。
・日本
…7兆6744億25百万円
・アセアン
…3,349億81百万円
・中国
…2,620億81百万円
・その他
…1,185億23百万円
決算情報
直近の通期決算(2018年2月末)はこちらです。
・売上高
…8兆3,900億12百万円(前年同期比2.2%増)
・営業利益
…2,102億73百万円(前年同期比13.8%増)
・経常利益
…2,137億72百万円(前年同期比14.1%増)
・当期利益
…245億22百万円(前年同期比117.9%増)
大株主
従業員の状況
従業員の状況はこちらです(2018年2月末)。
イオンは、全体で148,146名の従業員が在籍しています。
臨時雇用者数は262,958名です。
イオン単体の状況はこちらです(2018年2月末)。
・従業員数 324名
・平均年齢 46.7歳
・平均勤続年数 18.4年
・平均年間給与 799万4,665円
今回のまとめ
今回の記事のポイントはこちらです。
・イオンは、小売を中心としたコングロマリット企業
・イオングループは、上場企業を含む300社が傘下
・イオンのPBブランドのトップバリュは好調
・普段イオンで買い物する人は、優待がおすすめ
イオン(8267)は、国内有数の総合小売りグループです。
”イオン”の名前が付いていない”ミニストップ”や”マックスバリュ”、”ダイエー”、”マルエツ”、”ウエルシア薬局”、”ツヴァイ”、”ジーフット”、”オリジン東秀”などの企業もイオングループです。
普段イオンで買い物する人は、イオンの株主優待はオススメですね。
関連資料
イオン:『有価証券報告書』
イオン:『公式HP』
イオン:『決算時説明資料』
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